-リンクのこちょこちょ地獄-

                                                   著者 ユーキ様


「う〜ん・・・はっ!」

薄暗い洞窟の中でその少年、リンクは目を覚ました。

「ようやく起きたようだな」

「・・・ガノンドロフ!?」

とっさに目前に現れた旅の目的であるボスの出現。本来なら身構えて戦闘体制をとるのだが、
今のリンクはそれができる状態ではなかった。

―がちゃがちゃ!―

「!?なんだ、手足が動かない!」

現在のリンクの状態。それは、病院で言う四角い手術台のような平面の鉄板上に、手足をバンザイ
の状態のままこれまた厳しい鉄製の枷で拘束されている。もちろん、体をくねくねと小さく動かすほど
にしかできず、彼にできることは制限されている。

「おいおい、あまり暴れないでもらえるといいんだが。もっとも、お前はもう少しで私の前にひざまずくこと
になるのだがな。」

「何?僕がお前なんかのいいなりになるもんか!」

そう強く言い放ちながら、リンクはなぜ自分が捕らえられたのかを回想していた。

(そうだ、そういえばあの森に入ったあとに・・・)

リンクは次の村への近道だと思われる、とある森に入った。それからしばらく歩いたのち、なんだか急に
激しい眠気が彼を襲ったのだ。それからしばらく睡魔とたたかったのちに意識を失い、気づけば暗い洞窟
の奥深くに連れられていた。

「手下にお前をここに連れてくるよう頼んだのだよ。眠気をおこすオーラを出した後担ぎ出すのは案外楽だっ
たようだな。」

とりあえず、ことの内容の大体は把握できたリンク。だが、このあとに起こる出来事は、彼の範囲外だった。

「僕を捕まえてなにをするつもりだ。僕は別にお前に殺されたってなんとも思わないぞ!

強気の姿勢を出すリンク。しかし、このあと彼は耳を疑う台詞を聞く。

「誰がお前のような可愛い少年を殺す。お前は今からこの私によって従順なくすぐり奴隷に仕上げるのだよ。」

「くすぐり奴隷!?」

聞きなれない言葉だが、どんな様子かは言葉のニュアンスによりわかったようだ。

もともと男色(ホモ)の気があるガノンドロフであったが、不思議と宿敵とするリンクを目の前にその想いは膨れ
上がり、いつしかそれは「ヤツをくすぐり回したい」という執念とも言うべきものになった。そうなるともう誰にも彼
を止められるもの、止めようとするものはいなかった。

「何度も言うけど、僕がお前なんかに従うつもりはない!」

「そんなことはわかっている。だから私は強制的にお前をくすぐるのだ。」

そういうとガノンドロフは無防備にさらけ出されたリンクのわき腹をすっと撫でる。言い忘れたが、リンクは今一糸
まとわず、といった状態で何も着るものを身につけていない。つけているものと言えば、ガノンドロフの趣味で残さ
れた彼のトレードマークの頭の帽子だけだ。

「っひゃあっ!」

「おやおや、随分と可愛い声を上げるではないか。こうされるのがイイのだろう?」

「っちがっ・・・あはは・・くくくっ!」

再びわき腹を撫でられたとき、すでにリンクは顔を上気させて、しかし必死に、少ししか指を動かさないガノンドロフ
のくすぐりから耐えていた。

「ほぅ、思ったより感度がいいようだな。これは楽しめそうだ。そうは思わないかね?読者の諸君!」

―じゃりっじゃりり!―

「くそっ!びくともしない!」

「もういいかげんあきらめて、おとなしく私にくすぐられることだな。」

―さわさわ・・・―

「!あんっ!やめろ・・・!」

ガノンドロフは明らかにこの行為を楽しんでいた。外気にさらされたリンクのからだを今は、少しずつ、ゆっくりと、
そして丁寧にくすぐり上げてゆく。大腿の内側にすっとふれ、腋の下のくぼみを指の先で弄くり、足の裏の土踏
まずを、五本の指を使いさっと撫でる・・・彼にとってはなんてことない小手先だけの遊びだが、リンクにとっては
その行為の一つ一つに従順に反応し、またその反応がすごく敏感であることも、彼の加虐心を煽るのには十分
すぎた。

「そんなに喜んでもらえて嬉しいよ、お前はどうやらヤラれて感じるタイプのようだ。」

「・・・・」

「おやおや、今度は無視か?まあいい・・・」

―きゅっ!―

「あはぁ!!」

リンクの片方の乳首がガノンドロフによりつねられた。これには思わず声を漏らしてしまうリンク。

「そうだ、コレをお前につけてやろう。わかるかい?そう、目隠しだ。これでもうひとつ面白くなりそうだ。」

「!」

無常にも、リンクの視界は完全に遮られた。光の一片も入ってこない暗さに、少し恐ろしくなったようだ。だが、
この目隠しの本懐、真の恐ろしさを若い彼は知らなかった。

「さて、どこをくすぐってやろうか・・・。ここだ。」

―さわっ―

「ひっ!・・・はぁっはぁっ(どこからくすぐってくるかわからない!)」

そう、くすぐる側の動きがわからない以上、される側は防御体制(ここでは、くすぐられる部位 

に力をいれること)をとることが出来ず、いつくるかわからないくすぐりにいつもより敏感に反応してしまう。

「(次はどこだ!?腋、足、わき腹・・・?)」

「ずいぶんあせっているようだな、息が荒くなっている。そんなにくすぐって欲しいか?ほら。」

―こそっ―

「はあぁん!・・くっ!はぁっはぁっ・・・」

「手は二つあるんでな。無論こういうことも可能だ。」

―こちょっこちょちょ・・・―

「あひいいぃ!」

腋の下と足の裏。同時にやられては、防御体制もなにもない。

「どうだ?私に服従するのなら、ひとまず解放してやってもいいぞ?」

「・・・・・」

その強い意志は、さすがは幾多の厳しい試練を乗り越えて来たリンク、といった感じだ。しかし、
このあたりから少しずつ彼の心境は変化してゆく・・・徐々に、このくすぐり地獄から開放してほしいという
気持ちが出てくるのは当然のことだ。

「まあよい。私にはまだ、とっておきの策が用意されている。なに、お前はすぐに堕ちることになる。」

「・・・!!」

鬼気迫る表情をうかべるリンク。その顔をガノンドロフは見逃さなかった・・・

「(とっておきの・・・なんだろう。くそっあまり考えないでおこう)」

ガノンドロフからの言葉に、内心かなり追い込まれているリンク。しかし、それと同時に―されてみたいかも
・・・―という思いが彼にはあった。

「これだ。」

そういうとガノンドロフは、リモコン、を取り出した。

―ポチッ―

すると、リンクを押さえつけていた台から、無数の「手」、機械の手が出てきた。

「いわゆる、マジックハンドというものだ。これは、手加減することを知らない・・・まだ今ならまだ間に合うぞ、
お前が壊れないうちにな・・・」

―ウィーーーン・・ウィ・・・―

「手」がリンクの視界に現れる。10、いや20本ほどだろうか。

「う・・・・(こんなにたくさんの手にくすぐられたら一体どうなってしまうんだろう)」

「あまり多すぎてもくすぐる効率が悪いんでね、どうだ、まだ無視するかね?」

「(だめだ、屈するな!)・・・・・・」

「そうか、ではゆくぞ。ポチッと」

―ウィーーーン・・・・こちょこちょこちょ!―

「!あははははははは!!あはっあはっやめっやめろっ!」

「おいおい、そんなに早くやめるわけないだろ?」

「あひいっ!ひはははは・・・やめっやめて!ははは・・・」

あっけなくくすぐりをやめて欲しいと哀願するリンク。しかし、それを言わせるだけのくすぐったさが
彼を襲っているということだ。

「まだまだキツくできるぞ?それ。」

―ウィーーーンウィ・・・こちょこちょこちょこちょこちょ!!!!―

「ひい!やめっはははは・・・あははは!お願い!やめっ!はははは・・・」

まだくすぐる。

「あん!はぁっはぁっはぁっ!あははは・・・ひいぃ!」

まだくすぐる。

「も・・・・あははっゆるしてっははは!」

すでにくすぐられていたリンクの体は、もうほとんどが性感帯となっている。それだけに、通常以上の猛烈
なくすぐったさが起こるのはいうまでもない。

「いい声だ・・・」

「やはぁん!はぁっはぁっ」

「もっと聞かせてくれ。」

―こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!!!―

あらゆる部分を徹底的にくすぐりぬく。

「あはあああん!もうっもううだめっ!!!」

「ピュッ!!!」

なにかがリンクの体内から出てきた。そう、精液。

「おぉ、まさかくすぐられて射精するとはな。よほどの変態少年なんだな。ふふふ・・・」

「ちがっ!!!(かあああぁぁぁぁっ)」

みるみるうちに赤くなる顔。またそれはかれにとってかなりのショックだったと、ガノンドロフは確信した。
もう少しで落とせる、と。

「まだまだ終わらないぞ、それ。」

―ウィ・・―

「待って!もうやめっははは!やあははは!!はひぃぃ!」

「許して欲しければ、私のくすぐり奴隷になることだ。」

「う・・・」

「そうか、だめか。」

「あ、待って!お願い・・・はははははは!あはあぁん!」

「どうだ?開放してほしいだろう?」

「くっ・・・・・(どうしたらいいんだ)」

―うぃ・・・―

「!あははは・・・ひぃっひいっ!」

「(そろそろ堕ちるな、・・・最後だ)」

出力を最大に上げる!

―こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!!!―

「ああああああん!!!!」

―ピュッ!!!―

2回目の射精。と同時におちた・・・

「僕を・・・く、くすぐり奴隷に・・・してください。」

      完

あとは想像におまかせします☆それではつぎの作品まで〜。