-ロタローにお仕置き-

                                             著者 ユーキ様


 いつもの第二パプワ島。ただいつもと違うのは、今日はパプワとチャッピーに用事があるらしく、
どこかに出かけていた。ということで、必然的に今家にいるのはリキッド(愛称、家政夫)とロタロー
(コタロー)の二人だけになっている。

「おい、家政夫!お腹がすいたからなんか作ってよ!」

「はいは〜い・・・ちょっと待ってろよ。」

―トントントン・・・ことこと・・・―

この島に来て家事のレベルが著しく上がったリキッド。手馴れた感じで料理を作っていく。

「遅いよ!家政夫失格なんじゃないの?」 「お前が我慢って言葉知らねぇんだろが。」

「まあいいや、早く作って!」 「・・・・」 ―グツグツグツ・・・― 「ほら、出来たぜ。カレー」

「わ〜い、いっただっきま〜す♪」

「ほんとお前には疲れるぜ。」

―ぱくっ―

「!もしかしてこれ辛口!?」

「そうだけど・・・どうしたんだ?」

「もうっ僕は甘いほうが好きなの!こんなのいらないや!」

「(このヤロー・・・)まぁそんなこと言わずに喰えって。」

「いらないってゆってるじゃん。もうっ役立たずの家政夫!」

―ぷちんっ!!!―

堪忍袋の緒が切れるとはまさにこのことだ。

「・・・お前な、これどんだけ俺が一生懸命作った思ってるんだ?あん?」

「そんなの知らないよ、だいたい家政夫の作る料理はおいしくないもん。」

「・・・ほ〜う、そういう態度をとるか・・・。」 「なに?どうしたの、家政夫?」

もともと以前からコタローにはストレスばかりためられていたリキッド。それに加えて
今日の理不尽なコタローの態度に、これはお仕置きが必要だ、と考える。

「まずはお前のその性格を直さねぇとなぁ、ロタロー?」

「ちょっと、どうしちゃったんだよ家政夫!?」

ようやく今から自分にふりかかる悲劇を察知しはじめたコタロー。だが今さらどうしたっ
て許されるものではなかった。 ―ばんっ!― 勢いをつけてコタローを床にたおしこむリ
キッド。そして力ずくでロタローの両手を一まとめにし、いかだ等を作るために置いて
あったロープで両手を頭の上にしてきつく縛る。

「ちょっと、痛いって!やめてよ、家政夫!」

「俺のカレーそんなにまずかったか。」

「あ、そのことなら謝るよ!ただ僕の口に合わな・・・じゃなくって!え〜と・・・」

わがままな少年で普段謝ったりしないコタローは、よけいにリキッドの怒りを煽るかたちと
なってしまった。

―ギリギリ・・・―

今度は縛った両手を高さがあるパプワハウスの天井に吊るす。コタローの足がつま先立ち
になってしまうほどに吊り上げられてしまった。

「なんかちびっ子相手にムラムラしてきたな・・・」

「痛いよ、僕を吊り上げてなにする気!?」

「お仕置きだっつってんだろが。まったく、今日はパプワたちが留守でよかったぜ。」

「カレーのことならホントにごめん!ごめんなさい!だからほどいて!」

「なぁに、そんだけが原因じゃねぇって。だから安心してお仕置きを受けて、これからは素直に育
つんだぞ。」

少し皮肉を入れる。・・・その後の作業も順調だ。つま先立ちになっている片方の足を、限界まで
天井の方に引き上げる。そう、丁度バレリーナが自分の足を頭の横に持ってくるような感じだ。
だが、そのような訓練をしていないコタローにはかなりの苦痛であった。

「くっ、い、痛いよ〜!こんなこと、パプワ君が帰って来たら許さないよ!」

「あれ?お前に言ってなかったっけな。今日はパプワもチャッピーも、そんでなんかおかまの魚とか
カタツムリとか連れてどっか旅行に行ってんだぜ。明日までには帰るみたいだがな。」

「え、じゃあ。今日は僕と家政夫の・・・?」

「よかったな、ガキを調教してくれる優しいお兄ちゃんがいて。」

「いやぁ〜!放して、ほどいて〜!」

作業を進める。なぜ片足を上げさせたのか、それは、両足だとコタローにかかる負担が大きすぎるから。
それと、足を上げさせる理由はもう一つ・・・。

「なんで俺がこんなマニアックな縛り方をしてるかわかるか?手を吊り上げて腋の下を露出させて、
片足を上げて足の裏を露出させて・・・」

「・・・!も、もしかして。くすぐり!?」

「おお、勘がいいな。そうゆーこと。まあお前があんまり普段から露出度が多い服装をしてるのもあってその
警告もあるかな。おれみてぇな奴に狙われんぞ、ってな☆」

「僕、こちょこちょはホントにだめなんだ!やめてよ、ねぇやめて!」

「ほぉ、そうか。くすぐり苦手なのか。情報ありがとな。」

「う〜、ねぇどうしたらやめてくれるの!?」

「俺に窒息する辺りまで徹底的にこちょばされたら許してやるよ。」

「そんな〜!」

そこにいつもの強気なコタローはなかった。これから行われることにおびえきっていたのだった・・・。

「ううう・・・やめてよ、嫌だよ〜。」

「どこからこちょばそうかな、まずは足からいくか。」

「ちょっと、あははははは!やめて〜!」

無駄な肉があまりついていない綺麗なふとももを、リキッドの手が舞い回る。かろやかに、そしてリズム
をつけて。

「すげぇ敏感だな。ほんとにエロい体してるぜ。」 「そんなんじゃ、あはは!ないよ!くくくっ!」

「じゃあこの反応はなんだ?そら。」

ふとももを撫で回していた手を、今度は足の裏に持っていく。かすかに手をあてるだけで、コタローの体は
嬉しそうに揺れる。

「はははは!!足の裏は、はは・・・一番弱いの!だめなんだ、やめて!」

「そんじゃ、なおさらそこをこちょばさないとダメだろ?」

「あははは!・・・くくくくくっ!!」

たまらず足を引っ込めたいが、きっちりとコタローを縛っている縄がそれを許さない。今のコタローが自分を
救う方法は、リキッドに許してもらうように頼むことしかない。と言っても、リキッドは許すはずもないらしいが。

「もう足の裏は飽きたな〜、つ・ぎ・は、そのポッカリあいた腋の下だな。」

「はぁっはぁっ・・・え!まだこちょばすの!?お願い、もう許してよ〜!。」

もうコタローの言うことには耳も傾けないリキッド。それほど日頃のストレスがたまっていた、ということだろう。
それに、この行為はストレスを発散させるだけでなく、リキッドにおける性的欲求も満たすことができる。

―ぴたっ―

人差し指をコタローの腋の下につける。すると、今までとは明らかに違う激しい反応をコタローは見せた。
本人は足の裏が弱いと言っていたはずだが・・・?

「ああん!ははは!あ〜はは!・・・はぁっはぁっはぁ。」

「お前もしかして、腋の下が一番よええんじゃねえ?」

「!そんなこと、なぃょ・・・。」

「ふ〜ん、どうやらさっき俺に言ったのはウソだったんだな?」

「違うよ!ウソなんかついて・・・ぎゃはははは!」

「そうか、ウソつきの子はきっちりと調教しねぇとな。じゃまずはその弱い腋の下でも徹底的に、な♪」

「あ〜ごめんなさい!さっきのはウソだった、腋の下だけはやめて〜!」

「問答無用。」

「あ〜はははは!ひゃあっ!くくくくっ!」

「窒息しちまったらわりぃな。そんじゃ本気でこちょばすぜ。」

「あ〜ははは!!まだ、ほんきじゃ、はははは!ないの?もう、くくく・・・限界だよ!」

話すのも途切れ途切れになるほどキツくくすぐられている。必死に体をくねらせるその光景がすごく
艶かしく、セクシーだ。

「ははははははは!・・・・はあ!はあ!」

「いいかげん疲れてきたな〜。もうやめにすっかな☆」

「ほんとに、はあっはあっごめんなさい。」

「だいぶ素直になったみてぇだな、じゃ、縄をほどいてやるか。」

―バタンっ!―

ドアの開く音。そう、なぜかパプワたちが帰ってきたのだ!

「今帰ったぞ〜。?なんだ、おいっリキッド。なにしてるんだ?」

「!!!(マジかよ!なんで帰ってきてんだよ! 俺が今までコタローをいじめてたなんて聞いたら・・
・ここはごまかすか!)いやさ〜、ロタローがさ、どうしてもこちょばして欲しいって・・・」

「パプワ君!怖かったよ〜、この家政夫がね、僕が可愛いからって急に縛ってこちょばしてきたんだ!
僕なにもしてないのに・・・。」

「ふ〜〜〜ん、そうなのか〜リキッド。じゃお前もロタローと同じ目に合わしてやろう!」

「うん、そうしよっおもしろそ〜♪」

「っ!おいっロタロー!お前ぜんっぜん反省してねぇな。さてはこれを狙ってたな!」

「?なに言ってんの、馬鹿じゃない?さぁさ、パプワ君早くやっちゃおうよ〜。」

「そうだな。ちょうどロープもあるし・・・」

「ロタロー、てめえ覚えてろよ!っははははは!やめろ〜〜〜!」

こうして、リキッドは散々な目に遭いました。また、この一連の出来事でコタローの意地の悪さを痛いほど
再認識させられたのです。

でも、本人曰く

「可愛く悶えるコタローが拝めてそれはそれでよかった」

だったそうです。よかったね、リキッド☆              


終 

  筆者感想:予備知識があまりなかったのですが、できるだけ既成のキャラを崩さないように努力しました。
こういったほのぼのと(してるのか?)したくすぐりも大好きな筆者であります。ただ、パプワ君を絡ませると
作品としてかなり難しくなると思い避けた部分もあります。本来ならそういう要素も入れたかったのですが
・・・パプワファンやナマモノ(イトウ君やタンノ君など)ファンの皆様にお詫び申し上げますm(_ _)mそれでは
次回作にも乞うご期待を☆